いろいろあったようななかったような2018

今年が終わるね。

年をとるほど時間の流れが早いというのは本当なんだなあと思う。

今年は親知らず抜いたり、二次創作をはじめたり、新幹線でオフ会に行ったり、即売会で売り子をしたり、自分の書いた話を友人の同人誌に寄稿したり、アイスショーに行ったり、フィギュアスケートをジュニアの大会から追っかけたり(あくまでテレビ観戦)、ライスト探しに勤しんだり、すごく趣味に力を注いだ一年だった。

よく遊びました。

 

来年は家のことや仕事にもっと注力したいな。

もう少し、地に足をつけたい。

 

基本的に快楽原理で生きているので、どんどん楽しいほうに流れてしまう。

でも、趣味をやってみてわかった。

オタクはみんなお金持ちだ。

というか、世間の相場より稼いでる人が多い気がする。

基本的にスペックの高い人が多いとも思う。

 

主婦が同じように楽しむにはハードルが高すぎる。

一介の兼業主婦としては、もう少し趣味に使うお金を減らさないとだめだなって思った。

オタ友と同じように散財していたら、家計に影響が出てしまった、というか、

結婚前の貯金の余剰分(だと思っていた分)がなくなってしまった。

この沼に来て2年で何十万…だよ。

別沼にいたときは家計からひねり出せていたものが、こっちの沼は金額が大きい。

というかイベントごとが多いので、追いかけていると自然と散財してしまう。

本当によくない。

分不相応にお金を使いすぎたと思う。

みんなは趣味に使っていてなお、きちんと生活したり貯金するお金があるんだよ。

 

その予感を感じ始めた頃に出会ったフォロワーさんが

「皆に褒められて調子に乗って同人誌を出したけど、たいして売れないし

遠方から移動費や宿泊費もかかるし、体力も使うし、とんでもないことをした」

っていうような話をしていて、それがすごくしみたのね。

ひとくくりにオタクと言っても、お金を使えるオタクと使えないオタクがいて、

使えないオタクなりに楽しむ方法を見つけないといけないんだなって。

自由になるお金をいっぱい持っているオタ友と同じように遊んではいけなかった。

……というのが、今年の反省ですね。

 

ただ、自分の創作をまとめたものにしたいとは思っていて…

まあ、でも、ごく少部数だと思う。

買ってくれる人なんかいないと思うんだよね。

仲良くしてる人には差し上げるというかむしろ"押し付ける"ことになるだろうし。

でもこの「仲良くしてる人」のラインがすごく難しくて、

どこまで?とも思う。

プライベートなお付き合いがある人までかな。

そもそも、私が本作ったからってお金出して買ってくれる人がいるの???って疑問が拭えない。

人様からお金をもらって渡すようなものを作れるのか?

自分も基本的にお付き合いで買うことはないから、付き合いで買ってほしくないし。

 

そう思うと、本を作るのは本当に

・自分が本を作りたいから

・本の形で自分の文を見たいから

それだけの理由なんだよね。

 

ふだん、ネットの海に消えていくような文章しか書いてないから、本の形で見てみたい思いがある。

子どもの頃は小説家になりたいと思っていたことも、ほんの一瞬だけあった。

学生時代の友達には「いつか小説家になりそう」と言われた。なぜだろう。ブログで日記しか書いてなかったのに。

先日はとても尊敬できる友達から、エッセイ的な日記について「長いのに不思議とするする読める」と言われて、ちょっとうれしかった。

文を読んだり書いたりすることが、自分はとても好きなんだとは思う。こうしてだらだら書くくらいだから、好きだろう。

 

ただ、書いたものが他人にウケるとは限らない。

ていうか、たいていはウケない。

だから、本にすることは、本当に、お金がある人だけが楽しめる趣味なんだなって思って、同人誌文化を見ている。

私も同人誌出すための貯金しよう。

いやー、世の中お金ですね。これは真実だよ。この年になって思うわ。

若いころのじゃぶじゃぶ稼いでた時代の自分に、もっと貯金しとけ!!って言いに行きたいくらい。

 

来年は身の丈に合った趣味の楽しみ方を模索したいと思う。